ダウ平均が高値を更新するのに時間がかかり過ぎた件について

2021年07月28日(水)

こんにちは!

東京オリンピックが始まりましたね。

特に興味がないので掘り下げませんが。

さて今日は「ダウが久々に過去最高を更新した」という話をします。

一見良い話のように聞こえますが、コレ投資家にとってかなりしんどい話です。

アメリカが金融緩和してれば株が上がって当たり前

株価は2つの要素で上下している。
※詳しい話は先日アップした動画で話していますのでそちらをご覧ください。

アメリカは今、金融緩和を行っているので株価が上昇して当然なのである。

そのペースが遅くなるということは”もう一つの要素”が崩れていることを示している。

コレは宜しくない。

例えるなら穴の空いたバケツの水が減らないように、
出ていく流量より多い供給を続けている状態だ。

水の供給は無限ではない。

バケツの穴を早く補修しなければならないのだが、うまくいかないどころか「穴を大きくしよう」と言っている人(しかも経済のプロ)がいる始末だ。

この状態がいつまでもつのか?コレが問題なのだが、思ったより早そうなのだ。

仮にバケツの穴がこれ以上大きくならなくても、水の供給が絶たれれば…あとは書かなくてもわかりますよね?

マーケットの先行きを見るときは、2つの要素のうちどちらの要因で株価が上がっているのか見定める必要があるわけです。

こんな時に中国経済失速

バイデン政権があてにしていた中国経済が早速崩壊しました。

今度はEVバブルです。

中国には「節度」という言葉がないのか、すぐに過剰供給になります。

中国による過剰供給の影響は既に日本、アメリカにも及んでいます。

メディアは必死に話をそらしていますが”これから”と言われているテクノロジーを扱っている企業の株価が目立って下がっているのを見るに”既に”なのでしょう。

そもそも”年端もいかない少女を担ぎ上げ何故カーボンニュートラル”等という話を無理やり流行らせたのか?そしてその国はどの国なのか?

目の前にぶら下げられた人参しか見えていない産業界がしっぺ返しを喰らうのは当然の話。

因果応報なのである。

この状況が見えているパウエル

この様に混乱を極めるマーケットの中、FRBのパウエル議長は冷静そのものである。

政権が役に立たないので(特にイエレン財務長官)自分が最後の砦であるという自覚があるのだろう。

トランプ前大統領のときは頼りなかったが”相対評価とは怖いもので”パウエルが頼もしく見える。

パウエルは何故アメリカの物価が歪に上がり、何故失業率が芳しくないのか理解している様に見える(私の勘違いかもしれないが)。

そのパウエルは以前まで8月解任説が囁かれていたが、来年2月まで任期を全うできそうだという話が出たので”アメリカのマーケットはギリギリで上昇を維持している”のが救いだ。

もう少しアメリカ経済は踏ん張れるだろう。

パウエルがあと半年でどこまでバケツの穴を塞ぐ事ができるか?

コレがこれからのマーケットを占う鍵である。

こういった転換点が迫ったときに、理性ある行動が取れる人が資産運用を成功させるのでしょうね。

ではでは…

メルマガ執筆者

貯蓄塾®塾長/経済研究家/マーケティングプランナー
金刺 知徳(KANAZASHI TOMONORI)
1979年 東京都生まれ
関東学院工学部建築工学科卒
学生の頃バイトで貯めた80万円をラッキーパンチで650万円にしたのをきっかけに株式投資にのめり込む。
大手建築会社で働く傍ら「経済学」「政治学」「地理」「心理学」を猛勉強。元々得意だった「数学」を加えて独自の投資方法を確立。お金の専門家になるためにFPの資格を取り、実務経験を積む為保険の代理店で働く。十分に経験を積み、資金も貯まったところで2014年に貯蓄塾を開校。

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